BQSは、ドローン検定協会が行うドローン事業者の「事業者としての」
品質評価サービスです。
BQSの取得マークは、
ドローンを用いた仕事の発注先を選ぶ指標として活用いただけます。
ドローン事業者として信頼できる度合いを1000点満点でスコア化いたします。
そのため、これまで一般的であった個人(操縦者)の操縦技量ではなく、
事業者(組織)としての、業務達成能力を数値で確認する事が可能です。
ドローンに関する仕事を発注する立場の方からは、
どの様な事業者に対して業務を発注することが適切なのか、
その指標を求める声が多くあります。
外部に発注するにあたっては、ドローンの専門能力はもとより、
納品品質を担保する組織力や経営資源、運営体制等の総合力を
評価する必要があります。
BQSはその総合力を600項目以上で評価しており、
依頼業務に合致した事業者を多面的・総合的に
選定することができます。
ドローンを扱う事業者は、BQS(スコア)取得の
過程において、自社内の業務見直しを行うことができ、
サービスの提供品質の向上につながります。
スコアを取得した事業者は取得マークを掲げることが可能です。
BQS取得に有効期限はありませんが、取得年の表示を必須としています。
繰り返しBQSの評価を受けることで社内の品質向上状況(変化)を
追跡することができ、課題を見つけることができます。
「BQS」は、事業者として信頼できる度合いを1000点満点でスコア化します。
「組織力」「資源力(人員・設備)」「運営体制」「運航管理」「専門能力」の
5項目で評価を行います。
5項目には各項目毎に10〜20以上の中評価項目に別れ、
細分化された中項目は、さらに小項目にと細分化されます。
トータルで600項目以上の評価体系となります。
事業者(組織)としての、業務達成能力を数値で可視化するため
ドローン関連業務の発注先を選ぶ指標としてBQSを活用いただけます。
ドローンを取り扱う事業(「事業」という)の遂行能力は、操縦者の技量だけではなく、企業の総合的な能力を測ってはじめて評価できます。その評価項目を「組織力」とし、企業の健全性、組織運営、情報開示等の様々な視点から100項目以上で評価します。
事業の遂行には、「人・もの・金・情報」の経営資源が必要です。その「人・もの」の評価項目を「資源力」とし、人材と設備(施設、機材など)について、事業遂行に必要な数量や質、管理等の様々な視点から100項目以上で評価します。(他資源は主に「組織力」で評価)
事業の遂行には、経営資源を効果的・効率的に動かし、機能を十分に発揮する組織運営が必要です。その評価項目を「運営体制」とし、組織運営、プロジェクト管理、マニュアル整備、顧客満足度等の様々な視点から100項目以上で評価します。
事業の遂行には、ドローンの飛行に関して線密なフライトプランの作成はもとより、準備から飛行後までの一貫した管理が重要です。その評価項目を「運航管理」とし、法令理解、マニュアル、記録、改善体制等の様々な視点から100項目以上で評価します。
事業の遂行には、空撮、測量、運搬等の業務毎に異なる操縦技能や飛行知識、保有機材、整備などの専門能力が必要になります。これらの専門能力を個別に評価するだけでなく、相関的に影響する項目にも注視し、実技も含めた様々な視点から評価します。
審査は審査内容を十分に理解できる知識と経験を持ったBQS審査員が約1ヶ月から3ヶ月の期間を掛けて実施します。また、審査は審査員の個人差が出ないような客観的データにより実施し、その審査結果にもとづき一定の方法(統計的手法)で評価を行います。