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ドローン知恵袋(Q&Aコミュニティ)

質問者:KEIZO(評価:89)

国家資格「二等無人航空機操縦士」の取得について

2025-05-19 13:39:56

宮城県において、二等無人航空機操縦士の資格の取得をしたいのですが、どの教習所がいいのか調べても正直迷うばかりで、わかりません。ドローン検定2級と飛行経験10時間以上があった場合にどこがいいかありましたら、教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

回答者:菓子庵 餡堂(評価:6813)

2025-05-28 19:59:31

【1】ドローン検定や飛行経験が「役に立たない」と断言するのは不適切です。
「飛行時間10時間はあまり助けにならない」
「むしろ20時間くらい飛ばしていた人の方が慢心して検定落ちる」

これは極端な意見です。もちろん経験年数だけで合格が保証されるわけではありませんが、「基本操作に慣れている」「飛行に対する恐怖心が少ない」など、実技講習や試験において確実にプラスに働く要素は多くあります。
むしろ未経験で受講する場合、基礎を習得するのに時間がかかることも少なくありません。

【2】教習所の運営母体(自動車教習所かどうか)で優劣をつけるのは偏りがあります。
「自動車教習所がやっているところがおすすめ」

確かに自動車教習所が運営するスクールは、教習業務に慣れている点で信頼性はありますが、だからといって他の法人(専門スクール、ドローン専門企業、大学・研究機関など)が運営する教習所が劣っているわけではありません。
特に、国交省登録講習機関として認定を受けているスクールは、カリキュラム・設備・講師要件など、厳しい基準をクリアしています。したがって、運営母体よりも「指導内容・対応・設備・費用・受講者レビュー」などの総合的な観点で選ぶのが合理的です。

【3】使用機体が「Phantom4=悪」とは言い切れません。
「Mavic3 Classicを使っているところが良い、Phantom4は避けるべき」

Phantom4は今でも高精度な業務用途にも使われており、操縦者の技術向上にはむしろ向いているという考え方もあります。
Mavic3が安定しているのは事実かも?ですが、それは「試験に通りやすい」ためではなく、単に新しいだけです。ドローン国家資格はあくまで「操縦技術と安全管理能力」を問うものであり、「扱いやすい機体=有利」というのは少しズレた評価です。

【4】申し込みフローや教習スケジュールの表示だけで「過疎教習所」と断じるのは誤りです。
「『体験から』『お問い合わせから』などは過疎教習所」「カレンダーがないのはやめるべき」

こういった表現は、皆さまに不必要な不安を煽るリスクがあります。
予約システムやウェブ表示の方針は教習所ごとに異なりますし、個別対応を重視しているからこそ「お問い合わせください」としているケースも多くあります。
むしろ「受講者一人ひとりに合わせた柔軟なスケジュール対応」ができる点は、受講生にとってプラスとも言えます。

【そこでまとめ】
ドローン教習所選びは、ご自身の目的(仕事で使うのか?趣味か?費用優先か?日程優先か?)に合わせて選ぶことが大切です。
ネット上の一つの意見だけに偏ることなく、実際に問い合わせたり、見学したり、体験講習を受けたりして、自分に合った教習所を見つけるのが最も確実です。

回答者:はるか (評価:850)

2025-05-26 22:18:46

宮城県在住ではないので具体的には教習所名は上げられませんが…ドローン検定に関しては教習所卒業後に学科試験を受けるときに少し役に立つかな?という程度で、技能講習を受ける教習所選びにはあまり関係が無いかと思います。
飛行時間10時間は、車と同様「お作法」で飛ばすので、全く飛ばしたことが無い人よりはマシですが、あまり助けにならないと思った方がいいと思います。むしろ、なまじ20時間くらい飛ばしてたという人の方が、慢心して雑な操作で検定落ちる話をよく耳にします。
さて、基本的に「ひとそれぞれ」というのは踏まえた上での回答ですが、選ぶ際のチェックポイントとして
(1) 自動車教習所のドローン教習所はお勧め。自動車教習の傍らドローンも教えていて「乗物の操作を指導する」という経験値が豊富で有り、教える技術に長けてるのでわかりやすい可能性が高いです。ドローン好きが社内で企画して立ち上げているケースが多く、熱心に教えてくれそうです。
(2) 教習使用機材として「Mavic3Classic」を使っている所を選びましょう。旧式のPhantom4と比べて安定していて操作しやすく、卒検で不円滑などの減点を取られにくいです。Phantom4を使っているところは結構多いので、事前に確認してMavic3を使っているところを選ぶのは強くお勧めします。
(3) ウェブサイトを見て申し込みするにあたり「まずは飛行体験から」「説明会から」「お問い合わせください」と直接二等の教習の申し込みをさせてくれない教習所は、教習を高頻度で実施しておらず申し込みがあったら個別で実施する「過疎教習所」である可能性が高いため、指導力や知識や充分な設備があるとは思えずおすすめできません。建設会社などが「新規事業給付金」目当てで開設し、あまり気合いが入っておらず片手間でやっているところも多いです。実は教習所を開設したけれど、1人も着た事が無い教習所は何十箇所もあるらしいです。充分な教育環境が無く、工場の片隅や倉庫の一角で教習を受ける羽目になるかも…。
(4) 教習スケジュール(今月の空き状況)が書かれていない教習所はやめましょう。カレンダーが掲載されていて何月何日ならどのくらいの枠が空いているのかや、どの日なら申し込めるのかが随時更新され一目で分かるように書かれておらず「問い合わせください」「随時開講」などと書かれてるところは(3)同様の理由でやめたほうがいいです。

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