質問者:モッチー777(評価:7755)
2018-05-21 17:41:02
ドローン検定上級テキスト2級対応を買いましたが、
解らないところがあるので、どなたか教えていただけると
助かります。
問79
配線抵抗値が0.01Ωの配線に22.2Vのバッテリーを接続し、10Aを消費するとき
配線に生じる電圧降下として最も近いものを選びなさい。
①0.1V
②0.222V
③1V
④222V
正解は①なのですが、どうしてそうなるのかが理解できません。
問81
配線抵抗値が0.1Ωの配線に22.2Vのバッテリーを接続し
20Aの電流を消費するとき負荷にかかる電圧として最も
近いものを選びなさい。
①2V
②2.22V
③20.2V
④22.2V
正解は③ですがこれもどうやって導き出すのか不明のため
どなたか教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。
回答者:モッチー777(評価:7755)
2018-05-22 09:27:26
「安芸の國のはち」さん
ありがとうございます。
よく解りました。
どうも色々な数値が
表示されていると、つい 何か関連があるのかと
思い、深みにはまってしまう傾向が有ります。
昔から、国語の読解力が不足しているのは自分も感じていました。
そのため、よく勘違いするのが、(正しいもの)と(誤っているもの)
どちらを選ぶのか勘違いして、つまらないミスをする傾向がありました。
今回教えていただいた事を参考に、問題をよく読み
回答も全て読んで、よく理解して今後の試験に取り組みたいと
思います。
ありがとうございました。
回答者:安芸の國のはち(評価:35810)
2018-05-21 19:26:18
出題表現の違いで混乱しがちですが、いずれの問題もオームの法則の問題です。
先ず「問79」は、電流と抵抗の情報から配線の負荷電圧を求める問題です。
次に「問81」は、電流の抵抗の情報から、先ず配線負荷電圧を求めて、その後に制御負荷電圧を求める問題です。
いずれの問題も考え方は同じで、電源(起電力電圧)に2つの抵抗(負荷機器)が直列に繋がった電気回路として、直列回路をイメージする事がポイントです。
1つ目の負荷は電線の抵抗です。
2つ目の負荷は制御すべき実際の負荷機器の抵抗です。
起電力として電源電圧の情報と、その電気回路に流れている電流情報があります。
【問79の解き方】
電気回路の電源(起電力電圧)は22.2Vで、その回路に流れている電流は10Aです。
つまり起電圧22.2Vは電線抵抗(電線負荷)0.01Ωと制御負荷(抵抗値不明)の直列抵抗(合計値)による電圧です。
回答として求められているのは電線抵抗(電線負荷)に10Aの電流を流すために必要な電圧なのだから、22.2Vの電圧情報はトラップであり必要のない情報です。
電線抵抗(電線負荷)の抵抗値と流れている回路に流れている電流から、オームの法則「電圧=抵抗×電流」を使って求めることができます。
抵抗値0.01×電流値10A=電圧値0.1
よって0.1Vの①が正解です。
【問81の解き方】
基本的に問79と同じ考え方なのですが、こちらは負荷機器側の電圧を求める問題になっていて、その抵抗値の情報が有りません。
そこで先ず問79と同じ様に電線抵抗(電線負荷)の電圧を求めます。
抵抗値0.1×電流値20A=電圧値2.0V
次にこの電気回路は電線負荷と制御負荷の直列負荷である事から、電源(起電力電圧)22.2Vから電線負荷電圧の引き算で制御機器側の負荷の電圧を求める事ができます。
22.2V(起電圧)-2.0V(電線負荷電圧)=20.2V(制御負荷電圧)
よって20.2Vの③が正解です。
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