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ドローン知恵袋(Q&Aコミュニティ)

質問者:FLYATE(評価:6627)

寒冷地における飛行経験

2017-11-22 09:42:22

最近、めっきり気温が下がってきて、東北や北海道では氷点下を大幅に下回る日が多くなっています。
私は、DJI PHANTOM 3を使用していますが、氷点下における飛行経験について経験談を聞かせていただければと思います。

PHANTOMの説明書には、動作温度0~40℃とされておりますが、実際、どのくらい氷点下での運用ができるのか気になっています。
無論、説明書記載事項外の使用方法は自己責任との認識でお尋ねしたいと思います。

回答者:魔王の日本征服(評価:1972)

2017-12-04 22:23:03

僕も北海道なので、いつか雪も耐えるのドローン待ってます〜〜

回答者:FLYATE(評価:6627)

2017-11-25 11:49:09

本日、-6℃環境下で飛行テストしてみました。
離陸時のバッテリー温度は、23℃からスタートし、飛行すればするほどバッテリー温度は40℃近くまで上昇し、飛行に影響は感じられませんでした。
飛行時間は、常温時と同じく23分で、フライト時間にも影響はありませんでした。
次回、-10℃あたりでのテストを行ってみたいと思います。
今日のテストで感じたのですが降雪さえなければ、-15℃くらいでも影響がないのではと感じました。
以上、暫定の結果報告でした。

回答者:FLYATE(評価:6627)

2017-11-22 16:58:22

ムラヤマ 様
タブレット端末の影響を考慮するのを忘れてました(^o^;)
機体は飛行の際、バッテリー発熱の恩恵を受けますが、タブレットはそこまで発熱しませんものね・・・
ん~冬場の撮影依頼があった際の対応策を考えねば。

回答者:FLYATE(評価:6627)

2017-11-22 16:53:16

安芸の國のはち 様
回答ありがとうございます。
確かにどのような蓄電池も、低温により蓄電量が下がりますし、特にリポの場合は影響が大きいと思います。
いくら、通気孔をテープ等で閉塞しても、ブレードの風で一気に機体が冷えるだろうなぁとも思ってます。
さすがに、降雨、降雪の時は、ショートしそうなので飛ばさないようにします。

回答者:ムラヤマ(評価:13042)

2017-11-22 14:20:29

冬季の運用はこれから経験するので、結果は後ほどお知らせします。

 札幌のストアーで聞いた情報ですが、離陸時に冷えたバッテリーだとモーターが始動出来ないが、温めてありモーターが始動さえすれば、バッテリー自体が発熱するので、大丈夫との事でした。

 もちろん、極端に寒い場合は駄目でしょうけど、日中はそこまで冷える事も少ないので、そこそこ飛ばせると思います、後は運用結果で報告します。

 むしろ、タブレット等のモニターの方が寒さに弱く、そちらの対策の方が大変らしいです。

いずれにしても、リスクは高くなるので、範囲も高度も抑えるのは重要ですね。

回答者:安芸の國のはち(評価:35695)

2017-11-22 12:05:03

気温が低い事だけに着目すれば、恐らく氷点下5℃でも飛行は可能でしょう。
しかし安全飛行とは程遠い結果が予測出来ます。

最も注意すべきはバッテリーのコンディションです。
バッテリーを温めて20℃以上にすれば飛行は可能ですが、熱エネルギーとして待機中に放出されるロスが増大するために、飛行時間は極端に短くなります。
もし止むを得ず飛行させるときは、常にテレメトリー情報を意識してバッテリー温度の変化と出力電圧の変化を監視しながら、飛行時間は必要最小限に止める必要があります。
氷点下でのリポバッテリーの出力特性は不安定で使い物になりません。
コールドスタートでは、先ず離陸が出来ないし、モーターが始動出来ないと思います。
ホットスタートしたとしても飛行中に突然減圧降下を起こすと、機体のフェイルセーフが働いて着陸態勢に自動移行する場合もあります。
なので機体ロストの覚悟も必要になります。

また、雪が舞っているなどの気象条件下では、着雪などによる動力特性・空力特性の変化や電波環境の変化も加わるので、飛行を試みる事自体が無謀と言える状況になります。
この辺りの話は、今後出てくるであろう気象対応型のドローンに期待したいところです。

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