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質問者:tkb84(評価:572)

無線資格の使用範囲や用途について

2019-05-20 13:57:09

無線資格の使用範囲や用途について教えてください。

以下のサイトに第3級総合無線通信士は、第2級アマチュア無線技士と同等と書かれていました。
http://www.wirelessdevice-select.com/choice/license_type.html

趣味と業務用では必要になる無線資格が違うと理解しているのですが、「第3級総合無線通信士」の免許を所持している場合、これ一つで最低限の範囲で趣味と業務の両方で対応可能ということでよいでしょうか?
(もちろん条件によってこれより上位の免許が必要になると認識しています)

回答者:robocat(評価:1106)

2021-01-31 21:20:17

無線従事者資格とそれぞれの操作範囲との相互関係
http://www.nichimu.or.jp/denpa/05-01shikaku.html
上を見れば桐が無いのが無線資格ですよ。
そこで、楽に要領良く資格を取るには「お上の思惑」です。
業界が「1陸特」が少ないと大合唱の陳情でお上が動く。
「試験難易度のさじ加減」が多少は動くと思います。
工学系高等専門卒のスキルが有ると仮定すれば、
個人的なお勧めは「Eラーニング」の1陸特です。

回答者:tkb84(評価:572)

2019-05-22 11:44:44


ふくぶくろ さん
hide さん
あさかぜ さん
Denjiro さん

みなさま、丁寧なご説明ありがとうございます!
勉強になります。

身の丈にあった資格を粛々と取得したいと思います!

回答者:Denjiro(評価:2343)

2019-05-22 09:22:39

質問のポイントは、無線従事者の操作範囲について規定する、電波法施行令に記載されています。第3条を読んでいくと書いてあります。たとえば、第1級無線通信士だと第2級陸上無線技術士以下、アマチュアだと1級アマチュア無線技士・・・)。このなかで気をつけることが一つあります。技術操作と通信操作です。ドローン操縦は通信操作にあたります。無線上の技術操作はありません。技術操作とはTV局やラジオ放送局のような100KWとか10KWとかの送信設備(送信機やアンテナ等付帯設備含む)を正常に動作させるための機器調整や運用のことをいいます。通信操作とは、たとえば航空管制官やパイロットの必須資格の「航空通信士」が口頭音声を電波に載せるための行為などをいいます。(余談:パイロットでも技術操作が規定されているのは機上レーダー(管制用トランスポンダーといいます)操作などは技術操作にあたるため)。3級総合無線通信士の資格をとるメリットですが、現在では漁業無線局や遠洋マグロ漁船などが少なくなったため、この資格で就職するのは難しいでしょう。ただ、有利な場合はあるかもしれません。資格毎に一概にはいえませんが、たとえば
第1級 2級陸上無線技術士→放送局(テレビ ラジオ) 航空局(空港、航空交通管制部等)
              海上保安庁 陸海空自衛隊 
第1級 2級無線通信士→航空局 国際航路船舶局 国内航路船舶局 海上保安庁巡視船通信士
              陸海空自衛隊
第3級無線通信士→漁船の無線局(現在は漁船員を兼ねる場合が多いようです)
        漁業無線局 タクシー無線基地局 などがあると思います。
また、陸、海、空、自衛隊では第1級を所持しておればほぼいきなり幹部級(尉官相当)となります。携帯電話業界の基地局なども有資格者にによる管理が求められます。そのほか幅が広くて難しいですね。
  
関係法のリンクです。
https://www.tele.soumu.go.jp/horei/reiki_honbun/72aa2604001.html
補足:通信士と名の付くものは国際ライセンスです。
    (国際電気通信条約付属無線通信規則などが関連)
   第3級総合無線通信士でも英語で記載された部分があります。
   その点1級であっても陸上無線技術士は国内資格です。
 

回答者:あさかぜ(評価:401)

2019-05-21 18:39:53

こんにちは。
第三級総合無線通信士の資格があれば第二級アマチュア無線技士相当のアマチュア無線局の運用や開局ができるという意味です。
国家試験の内容やレベルが同等という意味では決してありません。
第三級総合無線通信士国家試験の工学のレベルは第一級アマチュア無線技士国家試験の工学のレベルよりも低いです。

回答者:hide(評価:6691)

2019-05-21 11:26:11

個人的にまとめた無線従事者試験の難易度です。

第一級総合無線通信士 (73)
第二級総合無線通信士 (67)
第一級陸上無線技術士 (66)
第二級陸上無線技術士 (63)
第一級海上無線通信士 (55)
第三級総合無線通信士 (53)
第二級海上無線通信士 (53)
第一級陸上特殊無線技士 (52)
国内電信級陸上特殊無線技士 (52)
第三級海上無線通信士 (49)
航空無線通信士 (47)
第四級海上無線通信士 (46)
第一級海上特殊無線技士 (46)
航空特殊無線技士 (46)
第一級アマチュア無線技士 (45)
第二級アマチュア無線技士 (43)
第二級陸上特殊無線技士 (43)
第二級海上特殊無線技士 (41)
レーダー級海上特殊無線技士 (40)
第三級海上特殊無線技士 (40以下)
第三級陸上特殊無線技士 (40以下)
第三級アマチュア無線技士 (40以下)
第四級アマチュア無線技士 (40以下)

回答者:hide(評価:6691)

2019-05-21 11:16:34

二アマ以上は単独でも結構難しいと思いますけど。(^ ^;
総務省の平成29年の統計によれば、アマチュア無線技士免許の各級の取得率は、
一アマ=0.95%、二アマ=2.33%、三アマ=7.05%、四アマ=89.6%です。
この数字だけ見ても二アマ以上が難関だし、モールス以外はほぼ四アマと同程度の試験レベルの三アマでさえ少ないことがわかります。

ドローンで使う分には四アマで十分だと思います。
四アマの操作範囲を包括している無線従事者免許を考えているのであれば、ドローンが陸上無線であることを考えれば一陸技か二陸技が好ましいと思いますが、こちらも難関に入る試験です。
航空通、一海通、二海通は英語が壁なので、敢えて取得するなら英語がない四海通の方が手が出しやすいのですが、海上無線はドローンには関係ないので無駄になると思います。

結論として、二陸特か三陸特、それに三アマか四アマを個別に取得した方が無難だと思いますし、
受験料も比較的安く合格率も高いので、お財布にも優しいと思います。

回答者:ふくぶくろ(評価:13947)

2019-05-21 06:18:49

サイトを見ましたが、書き方が誤解を招く感じがしますね〜
「同等」と書いてあると、難易度や無線技術の知識・技量が同等みたいに思われそうですよね。
投稿者の方は、ご承知かとは思いますが、あえて書かせていただきますと、「第3級総合無線通信士」を持っていれば、「2アマ」の資格を取らなくても、「2アマ」で扱える範囲を扱えるって事ですね。
車で言えば、普通自動車免許を持っていれば、原付の運転すること出来たり、大型2種免許を取得すれば、原付〜大型2種の範囲(全部ではないけど)は運転して良いって事と同じですから、「2アマ」と「3総通」でどっちにしようかな〜?っては、ならないと思います^_^

回答者:tkb84(評価:572)

2019-05-20 21:26:58

さこさん

> それぞれ取る方が簡単で経済的
なんと...モールスが必要なければ第3級総合無線通信士を取るメリットないですね....

ありがとうございました!

回答者:sako(評価:285)

2019-05-20 18:34:56

両方対応可能なのは間違いないですが、総合無線通信士は今でもモールス符号による送受信の実技試験があるから相当な訓練をしないと取れないですよ。
受験料も高額ですし、それぞれ取る方が簡単で経済的だと思います。

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