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ドローン知恵袋(Q&Aコミュニティ)

質問者:robocat(評価:1106)

機体の水平許容加重について

2021-02-28 16:39:11

添付画像はCATV業界の教科書の一部で「公知の物」です。
事実、昭和電線の電線要覧にも「同様の記述」が有ります。
今回は「今風の単位」で判り易い教科書の引用です。

内容は張架された「線」の弛度と張力の計算法です。
この式を使えば「ドローンでテグスを張架前」に判断可能。

ナイロンテグス30号を100m張架する時の張力は下記。
テグス1m当りの重量=0.001254 kg/m
テグス1m当りの加重=0.0122892 N/m
弛度は5mと仮定する
公式に当て嵌めて計算すると「 3.072N 」と成る。

ナイロンテグス2号を100m張架する時の張力は下記。
テグス1m当りの重量=0.0000144 kg/m
テグス1m当りの加重=0.0001411 N/m
弛度は5mと仮定する
公式に当て嵌めて計算すると「 0.0353N 」と成る。

そこで、既にドローンを御使いの方に質問です。

1、所有機材は外部から如何ほどの水平加重を耐えるか?
2、所有機材は外部からの水平加重で失速や墜落するか?
3、河川遭難救助の従来の手法に変わる可能性は有るか?
4、この運用自体の可否について。(止めるべき等)

回答者:robocat(評価:1106)

2021-03-04 10:33:04

ウェーブハンター様へ。
産業用ドローンのHPを拝見しました。もう有るんですね。
でも、大型機で価格が高すぎる。使い所が限られそうですね。
障害物が少ない山林とかをダイナミックに架線工事とかで。
我輩は貧乏なので機体重量500g当りから実験してみます。
有難う御座います。

mr cook様へ。
この用途も考慮の内でした。我輩の工事人生で困難だった事です。
目的地に直線で行けず地上を延線すると樹木の枝が困難を極める。
先人は「ペットボトルロケット」等を使ったようですが。
確実性に劣るので「主流の工法」には成らなかった様です。
でも、ドローンなら確実に先方にケーブルを渡す事が出来ますね。
情報有難う御座います。

回答者:りゅうたろ(評価:27066)

2021-03-02 22:59:42

こんばんは!
mr cookさん、ご紹介の動画を拝見しました。
映像に出てくる架線事業所は、わたくしの在住する地域の会社で、へぇーっと感心しながら観させていただきました。
DJIのINSPIREが使用されているようですね。スペックを調べましたら、最大離陸荷重4250グラム、機体重量3250グラムとのことですから、差し引き1キログラムの懸架が可能ということですね。
産業用のドローンの発展は素晴らしいなと思いました!
一人乗りドローンも、海外ではすでに試験飛行されているようで、ドローンの将来は、おおいに期待できそうですね!

回答者:mr cook(評価:231)

2021-03-02 18:06:13

こういう事でしょうか?

とある現場のドローンによるファーストロープ延線作業 その6 全径間ダイジェスト編
https://youtu.be/hwchsj-JQec

回答者:ウェーブハンター(評価:15493)

2021-03-02 03:14:24

robocatさん

物件投下の講習を受けました。機体重量の1/5の重量の物を吊り上げての飛行練習投下の講習です。ドローンのスペックで水平荷重を調べても出てこないのでなんとも言えないのですがMAVIC辺りでは、水平荷重機体の1/5と考え良いのではないかと思うのですが。。。30号テグス100m
130g前後なのでOKかと!あと産業用ドローンで架線工事に特化した機種を作ってる国内メーカーの物があったので参照して観て下さい。https://mazex.jp/blog/nobisuke3meritto.html

回答者:robocat(評価:1106)

2021-03-02 00:13:19

河川救助と言うのは昔の「玄倉川水難事故(DQNの川流れ)」とかです。
ユーチューブ動画も複数上がっているので見て下さい。
河川中洲でキャンプを凶行して最終的には増水によって流された事件です。
動画では「リードワイヤー」を先行して対岸に「火薬ロケット」で飛ばしてました。
しかし、1射目は樹木に、2射目は1射目が邪魔になり結局間に合わなかったです。
世間では「自衛隊のヘリ」とか身勝手に言う方も居たようで。
大型ヘリでは「狭い峡谷&迫る樹木&悪天候」では難易度が高過ぎでしょう。
更に「機体重量10トン超」のダウンウオッシュは強烈で川流れを促進した事でしょう。
もし、「火薬ロケット」の替わりに「ドローン」で「テグス」を対岸に渡せたら。
あの時代にはドローンは無いので「詮無き事」とは思うのですが。

後、「線」を張架するのは「工事業界で使えるかも」と考えたからです。
近年の工事業界は「安全規則」が厳しくて「手間賃」の削減も厳しいのです。
通信建設業界の死亡事故の過半数は「高所からの墜落」なのでソコをドローンは如何かと。

ドローンの教本にも「横風」の「力学の例題」が有ったので安易に考えたのです。
つまり「横風」と「張架」は機体に同じく「横方向に掛かる力」でないかと。
でも、話の限りでは「ペイロード」よりも「横方向に掛かる力」は弱そうですね。
回答有難う御座います。

回答者:りゅうたろ(評価:27066)

2021-03-01 23:04:45

robocatさん、こんばんは!

文系でして、力学はじめ不分明で、恥ずかしながら、ご質問の主意も理解できないままの書き込みで、失礼いたします。
で、わたくしの理解できる範囲内の、ただの参考意見を申し述べます。
運用しているドローンは、DJIのMAVIC2zoomとproがメインで、あと、遊びでPower Egg、ラジコン飛行機・ヘリも所有はしております。
お尋ねの
①については、わたしの場合、機体重量に対して付加的な荷重をかけることは一切ありません。一度、ライトを機体上面につけて飛ばそうとしたのですが、ローターを始動したとたんに、バランスが取れなくなったので、即、飛行を中止しました。余計なシールなども剥がすなど、基本重量の維持だけを考えております。
②「外部からの水平加重」の意味が分かっておらずに申し訳ないのですが、飛行させるときには水平だけではなく機体の全周囲からのプレッシャーには常に注意しております。上昇・下降、水平移動など機体を制御するときに気になるのは、接地面で空気の流れと風力ですかね・・・。怠ると墜落の危険性はあると思います。
③人の遭難救助に直接的に使用できる機体ではないので、お答えは難しいのですが、被災現場のリアルタイムでの映像確認などには現在のドローンも使えそうですね。
⓸一定の重量のもの(人を含む)を安全に牽引し、目的の場所まで移動できるかについては、実現も間近ではないかと思いますが、いっそうの技術の発展、展開を望みたいと思います。

お尋ねの主意にそぐわない点は、ご容赦・・・。

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