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ドローン知恵袋(Q&Aコミュニティ)

質問者:FUMI(評価:1240)

飛行方法の組み合わせについて

2021-09-12 10:02:52

飛行方法の組み合わせについて、改めて確認したいと思っています。

①目視外飛行
②人や物件の距離30m未満
③DID地区
④危険物輸送
⑤物件投下

上記5つの項目について包括にて許可・承認申請を取得していたとしても、
飛行出来ないものの組み合わせを確認したいと思っています。

一部例として、①と③を組み合わせて飛行させる事が出来ないのはわかるのですが、
例えば他に組み合わせての飛行は可能なのでしょうか?

航空局標準マニュアルや色んな記事等、拝見したのですが、自分だけでは自信が持てませんでした。

何卒、ご教授をよろしくお願いします。

回答者:BOAR SOUND(評価:11204)

2021-09-22 08:17:19

まず、「人又は家屋の密集している地域の上空で夜間における目視外飛行、催し場所の上空における飛行」以外は包括申請可能です。

ご質問の回答としては、マニュアル次第では全ての組み合わせが可能です。ただ、実際にどこまで認められるかはケースバイケースだと思います。
私の場合、独自マニュアル(標準マニュアルを改変)で申請し、「①目視外飛行+③DID地区」の組み合わせでの飛行が可能となっています。その場合の制約条件として、プロペラガード装着&補助者による目視&飛行条件設定を記載しています。

ついでに、1つ注意事項です。「②人や物件の距離30m未満」が承認されたとしても、標準マニュアルでは「人又は物件との距離が30m以上確保できる離発着場所及び周辺の第三者の立ち入
りを制限できる範囲で飛行経路を選定する。」となっており、離着陸においては30m以上を確保する必要があります。こちらについても、マニュアルの改変を行うことで実施可能となります。

回答者:江戸川波平(評価:7206)

2021-09-12 21:16:12


農薬散布ドローンでは
④危険物輸送
⑤物件投下  の許可申請は必須で
直視作業をドローンでの農薬散布の基本ルールにしているため
①目視外飛行は 基本お上は認めないと認識しています。
位置確認のためカメラがついていて目視の確認には使う事もありますが。。。

お国柄かもしれないけど 農薬散布ドローンについては
アメリカ 中国は 目視外でも自動飛行でガンガン飛行させているけど
日本のお上は農薬散布ドローンの大原則は直視の方針なんですよね。。。

回答者:りゅうたろ(評価:27066)

2021-09-12 14:51:45

DID地区での飛行には許可が必要で、あとは承認事項ですが、基本的には(法的には)、いずれの組合せも可能だと考えます。
あとは、組合せによって、飛行条件に多い少いないがあろうかと思います。

審査基準で、
いずれの飛行形態にも共通する条件は、「補助者の配置」です。補助者にも、厳密には3種類あって、飛行経路や周辺等を監視する補助者、飛行経路・周辺に人が立ち入らないように注意を喚起する補助者、高さ30m未満の飛行と多数の人が集まる場所での飛行の際の避難誘導する補助者とがあります。補助者の必要人数までは、審査基準に示されてはいませんが、飛行場所の広さや経路の長短などを考慮して適切な人員を配置するということでしょう。すくなくとも2名は要るということでしょうか?
あとは、飛行形態によって、機体と安全体制の基準が追加されます。DID、30m未満飛行、催し会場等上空ではプロペラガードの装着が求められます。催し会場等では立入禁止区画の設定と風速による飛行制限などソフト面の対応も求められます。
また、夜間飛行では、離着陸場所への照明の設置が求められます。
目視外飛行では、自動操縦システムと不具合が発生したときのフェイルセーフ・システム機能の装備が求められます。
審査基準の5をざっくりとご説明させていただきましたが、特に、どれとどれとの組合せ飛行は禁止とは書かれておりませんので、飛行形態の組合せによっては、求められる基準が増えることがあるというご理解でよろしいのではないでしょうか?
ちなみに、わたしは、地域の防犯パトロール活動で、DID地区を目視外(補助者を配置)で、許可・承認をとり、パトロール飛行を行っております(緊急事態宣言で、最近は自粛中ですが)。

以上、ご参考になりますかどうか・・・。

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