ドローン知恵袋（Ｑ＆Ａコミュニティ）

回答者：temp8929（評価:3864）

2021-10-08 16:25:10

>因みに、通信速度が速いのと遅いのでは、何も変わらないのでしょうか？
変わります。デジタル圧縮画像の通信速度が落ちると、だんだん精細度や解像度が下がっていきます。被写体の変化を送り切れなくなり、画面にモザイク状の色化けが発生したり、画像更新が止まるなどします。

回答者：BOAR SOUND（評価:11204）

2021-10-07 20:41:00

イワイト様

回答がお役に立てば幸いです。
私も詳しくないですが、人間の脳のクロック周期が30-40msらしいです。それ以下の遅延時間であれば、ほとんどの場合でリアルタイムと考えることができそうです。

なお、DJI FPVの遅延時間は以下の通りです。やはり、上述の値をターゲットにしていそうです。
低遅延モード：810p/120fps ≤ 28ms
高品質モード：810p/60fps ≤ 40ms

さほどスピードを出さない通常の空撮であれば、MAVIC 2等の遅延時間(120-130msなので瞬き程度)でも十分にリアルタイムと考えられると思います。

回答者：イワイト（評価:1572）

2021-10-07 20:15:25

BOAR SOUNDさま
ご返信ありがとうございます。
私の認識していたリアルタイムは、MAVIC 2 PROは、最大ライブビデオビットレート 40MbpsなのでWiFiの通信速度が最大の40Mbps出ていれば遅延だけ遅れることが無いと認識しておりました。
通信速度と遅延は別でリアルタイム(30ms以下)が重要なんですね勉強になりました。
最近では、DJI Air2Sは、動画最大ビット150Mbpsとあり何を指すのか気になっておりました。

回答者：BOAR SOUND（評価:11204）

2021-10-07 14:19:19

まず、リアルタイムとは何を指しておっしゃっているのでしょうか？エンジニア間での会話では「あなたが言っているリアルタイムは何秒？」とよく質問されます（します）。空撮での映像の場合、30msと考えて良いのかな？！と思っています。なお、音についても30ms以下をリアルタイムと考えることが多いです。ただ、一方向の放送では1秒遅れようが問題にならないことが多いので、それをリアルタイムと考えて良いのではないでしょうか？

最大ビデオビットレートですが、これはカメラとmicro SDカードの転送ビットレートを示しています。送信機に接続したiPad等で確認できる（ほぼリアルタイムの）画像は圧縮して軽いデータを送っていて、DJIのスペックでは「ライブビュー品質」「最大ライブビデオビットレート」という項目に記載されています。MAVIC 2 PROだと、最大ライブビデオビットレート 40Mbps、遅延 120-130msとなっています。送信機と機体間では、映像以外のデータもやり取りされていますが、映像データが最も大きいでしょうから、WiFiの通信速度が40Mbps+αあれば十分なんだろうと思います（自信はありません）。
デジタルはA/D変換やコーデックにそれなりの時間が必要なので、遅延が大きくなりがちです。

同じデータ量を送る際には、電波強度が強いほうが通信速度は早いです。ただ、電波強度が強くても電波干渉がある場合には通信速度も落ちます。

回答者：イワイト（評価:1572）

2021-10-06 23:13:23

temp 8929さま
ご回答ありがとうございます。
通信速度と遅延は＝ではない事で認識しました。
因みに、通信速度が速いのと遅いのでは、何も変わらないのでしょうか？
すみません、わかりましたらご教示お願いします。

回答者：temp8929（評価:3864）

2021-10-06 21:27:21

「電波が強いので通信速度が速い」これはおおむね正しいです
「映像の遅延が少ない」これは誤解です。
映像の遅延はドローン側の画像圧縮と、プロポ側画像解凍時のフレーム蓄積数で決まります。
通信速度が落ちると、画像の精細度が下がります。また、フレーム落ちやコマ落ちが生じます。